
口腔ケアは「お口の健康」だけでなく、命を守る行動です。
歯ブラシがある場合
歯ブラシがある場合は、限られた水で「節水歯みがき」を行います。
断水時など水が貴重な場面では、わずか10mLほどの水や洗口剤があれば、効果的にお口を清掃できます。
【1】洗口剤(マウスウォッシュ)がある場合
洗口剤は殺菌効果があるだけでなく、水の使用量を大幅に抑えることができます。
◆口に含んでゆすぐ:少量の洗口剤(10mL程度)を口に含み、20秒ほど全体に行き渡らせてから吐き出します。
◆濡らして磨く:歯ブラシを洗口剤(なければ少量の水)で濡らし、ブラッシングを行います。
◆汚れを拭き取る:歯ブラシについた汚れをティッシュなどでこまめに拭き取りながら磨くのが、水を節約するコツです。
◆仕上げ:残った少量の水やお茶があれば、軽く口をすすぎます。
【2】洗口剤がない場合(少量の水で行う場合)
洗口剤がなくても、合計10mL程度の水で、歯みがきが可能です。
◆ブラシを湿らせる:まず少量の水で歯ブラシを濡らして磨き始めます。
◆ティッシュを活用:ブラシの汚れをティッシュで拭き取りながら進め、ブラシを洗う水の消費を抑えます。
◆数回に分けてゆすぐ:最後に残った水を口に含み、力強く「ブクブクうがい」をしてお口をゆすぎます。
歯ブラシがない場合
手元に歯ブラシがない状況でも、身近なものを使ってお口の中の汚れを落とし、細菌の増殖を抑えることができます。
【1】身近な布類で汚れを拭き取る
ハンカチ、ティッシュ、タオルなどを指に巻きつけ、歯の表面や歯ぐきをやさしく拭います。これだけでも、歯垢(プラーク)を取り除く一定の効果があります。
【2】「唾液」の自浄作用を活用する
唾液には口の中を洗い流し、細菌の繁殖を抑える大切な働きがあります。避難生活のストレスや水分不足で乾きがちなお口を潤すため、唾液を有効活用します。
◆よく噛んでたべる
◆シュガーレスガムを食べる:キシリトール配合のものが良いです。
◆唾液腺マッサージ:あごの付け根(耳の下あたり)や、頬の下部分をやさしくマッサージして唾液を出しましょう。 食後やおやすみ前にマッサージを行うことで、自浄作用を高めることができます。
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